二期会 ソプラノ 菊地美奈さん

オペラ団体、二期会のソプラノ、菊地美奈さんのコンサートに行って参りました。
紀尾井ホールにて。
素舞台。
キャパ500くらいか。ほぼ満席。
照明、簡素。
演劇なら間違いなく死ぬ。…
しかし、3名の歌い手、ソプラノ、テノール、バスの歌だけで2時間、魅了し続ける。
おかしい。どうにもおかしい。
最初、私はこれは、どういう現象かということだけで、思考停止に陥っていた。
声楽家の力といえばそこまでだが。
演劇なら間違いなく死んでいる状況なのだ。
しかし3人の声楽家は観客を魅了し続けた。
結論は、「個の力」に尽きる。
それぞれ3名が圧倒的な歌唱力、人間力で圧倒したのだ。
言葉を選ばずに言う。
やりたいなら誰でも出来る演劇との抜本的な違いを見た気がした。
私も含めて。
一流音楽家たちの「素養」を見た気がしたのだ。
幼い頃からの環境の力、現在進行形で、常に芸術のど真ん中にいられる強さ。
そして、今日は良い日になった。
恐らく、東京イボンヌにとって、良い日になったと思う。
大きく舵を切る日が、遠からず来るだろう。

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