リスト「ラ・カンパネラ」

どうもこんにちは!バーバラこと俳優部の羽原寛子です。

ブログの担当日が変更になり、私は日曜に毎週更新することになりました。引き続きよろしくお願いします。

実は一昨日、仕事で即興劇の本番でした。相手はサラリーマンの方々。最近は人材育成研修に役者を使う企業も増えてきており、某大手企業の昇進試験などでも使われています。セリフがないぶん、その役として居れれば自由に話せますし、相手の方たちも当然大枠のシナリオ通りには話して下さらないので、役者としての勉強にもなるし、普段はあくまで作り物を作っているのでそれとは違うガチンコの感情のやりとりができてこちらとしても面白い体験ができました。私は外資系ファンドのキャリアウーマンの役だったので・・・髪をきゅっと結んでメガネにパンツスーツでばっちり決めて行ったのに、先輩たちには「大丈夫大丈夫、賢そうに見える(爆笑)」みたいな感じでいじられてました(笑)もー何ですかー!ひどいーーーー(泣)無意味に横文字を使ったりしてました(笑)

さて、本日はリストの「ラ・カンパネラ」について書いてみたいと思います。

リストは当時のハンガリーのライティングに生まれました。音楽好きの両親の影響を受け、小さい頃から音楽を学び、11歳の時にヴェートーベンの前で演奏した時には、大変ほめられキスまでされたと言われています。いわゆる天才肌のピアニストです。鍵盤の上で自由に動き回る指、そしてテクニック・・・その演奏技術のすごさはショパンやクララ・シューマンも認めたほどでした。その演奏技術をして、彼は「ピアノの魔術師」と呼ばれます。

彼は演奏技術に加えて、イケメン。彼の噂は東はロシアのモスクワ、西はポルトガルのリスボンまで轟き、3日に1度のペースで演奏会を行っていました。

そんな彼は女性にモテまくります。彼自身も肉食系だったので、女性関係では数々の浮名を流しました。リストマニアと言われる熱狂的なファンもいて、リストが通るとその後ろをリストマニアの馬車が追いかけるため、大層渋滞が起きたと言われています。

何だかいけすかない人ですけど(笑)ピアニストとしての功績も多いです。スター性と技術力を背景に、彼はリサイタルを始めました。またこの頃に、鐘をイメージして「ラ・カンパネラ」第一稿を作曲しました。この曲は、旋律として美しいだけでなく、ピアニストとして演奏した際に魅せるための旋律が書かれており、あくまでもピアニストとしての作曲でした。

そんな中、リストは社交会でマリー・ダグー伯爵夫人と出会います。彼女には主人がいて、不倫関係でした。2人は人目を避けるため、パリを離れてスイスやイタリアを旅します。この愛の逃避行の中で、イタリアのベッラージオを訪れた際に作曲されたのが「ラ・カンパネラ」第二稿です。余分な旋律をそぎ落とし、より鐘の鳴る様を表現しています。彼女との子どもは後にワーグナーの奥さんになります。

しかし、リストは葛藤します。もう誰もリストの演奏は聞いておらず、彼が出てくるだけでキャーキャーと黄色い歓声。自分は何なのか。どこに向かっているのか。名声を手にしたリストですが、ピアノ、そして音楽への情熱は絶えず彼の根底に流れているのです。

そんな中、カロリーネ・フォン・ザイン・ウィトゲンシュタイン侯爵夫人と出会います。また不倫かよ!という感じですが、彼女は深い知識とピアノ技術を持つ彼を心底尊敬しているのです。彼女はリストにピアニストとしてではなく、作曲家として音楽と向き合うべきと助言をします。

この助言を受けて、リストは36歳の時にピアニストとしての活動をやめて、作曲家としての活動に専念することになりました。こうして「ラ・カンパネラ」の第3稿を仕上げ、この曲はリストの代表曲となりました。これによって、彼は作曲家として一流として認められたのでした。

天才ピアニストで女性にもモテて・・・ちょっと嫌味な人ですが、人気絶頂の時にピアニストをやめて作曲家として活動する・・・その熱意を私は素敵だと感じてしまいます。これもリストの魔術なのでしょうか?映画「SONG WITHOUT END」でもリストは描かれていますので、よければご覧ください。

ではでは、来週は本番中のため、ブログはお休みさせていただきます。引き続きどうぞよろしくお願いします☆

 

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