宝塚歌劇トップスターの退団への想い

東京イボンヌ制作担当:団長こと風早優希です。
舞台が好き。とにかく好き。

エド

宝塚歌劇雪組トップスター壮一帆(以下、壮さん)の退団が発表されました。
トップ就任が2013年の4月、今の5組(花、月、雪、星、宙)の中で一番新しいトップ。
就任期間は短いだろうなぁ・・・ってヅカオタはなんとなく思ってた。
けど短かったなぁ。
安定感抜群の大人なトップ。当別派手でないけど強く上品。
特別ご贔屓なわけではないのですが、やはり淋しく切ない。
トップが変わると当然ですが組のカラーが変わる。
新たなトップさんでの組は新鮮でわくわくするんですが、慣れるまでやはり違和感(笑)
でも、その新しいトップさんをずっとずっと心待ちにしてる方もたくさんいるわけで。
いろいろな人がそれぞれの思いを抱くトップ退団。
今年は5月に花組トップスター蘭寿とむ(以下、蘭とむ)の退団もあるし・・・確実にチケット激戦になること必須。
作戦会議が必要です(笑)

トップの退団を耳にするとご贔屓だった霧矢大夢(以下、霧やん)の退団を思い出す。
退団メールを受け取ったのは福岡出張時。
ちょうど、会議が休憩に入るのを待っていたかのようにメールが届いた。
『腰から崩れる』ってのはあ~いう状態を言うんだろうなってくらい綺麗に腰から崩れ落ちました。
手の震えが止まらず涙が溢れて仕方がなかった。
びっくりしたのは一緒にいた上司。
「どうした?何があった?お父さんになんかあったのか?(何故、お父さんかは疑問)」と矢継ぎ早に質問を受けた。
「いや・・・大したことじゃないです。」って応えるのが精一杯だったけど・・・今、思えば人騒がせな奴でした。
でもね、ご贔屓の退団ってのはそれくらいの衝撃なんです。
そんな霧やんの退団公演は『エドワード8世/Misty Station~霧の終着駅~』
霧やんらしい、そしてあの当時の月組らしい演目だったと思います。
あんなに足繁く宝塚劇場に通ったことはないくらいせっせと劇場に通いました(笑)
(回数はあえて割愛します。)
毎回、号泣してました。周りも号泣。中盤以降、みんなグズグズだから泣いてても全く問題なし!
一番印象なのは千秋楽の『退位の歌』。
英国王の地位を去る霧やん演じるエドワード8世の想いと宝塚を去る霧やんの想いがシンクロ。
「さよなら私の王国」って台詞から「過ぎた日々に悔いはないと語れば嘘になるけど(中略)、ここで生きた愛しき日々全てを抱きしめて別れを告げよう。」の歌詞。
抜群の歌唱力で思いっきり歌い上げた最後に両手をグッと握り締める霧やんが大好きだった。
その姿で涙腺崩壊。
千秋楽の日は歌い終わった瞬間からの鳴り止まない拍手。
拍手を止めたらステージが進み、舞台が終わってします。
あの会場にいた全員が終わって欲しくなくて、ずっとずっと霧やんを観ていたくて拍手を止めなかった。
この日、幸運にも劇場の霧やんに手が届きそうな座席で観劇することができたのですが・・・
鳴り止まない拍手を送る客席を見つめる霧やんがとても印象的でした。
ちなみに・・・
トップ対談の千秋楽は都内の映画館でも中継があるんですが・・・映画館でも拍手が鳴り止まなかったそうです。
退団する霧やん、見送る組子、そしてファンにとって特別な一日だったなぁ・・・と二年たった今になって改めて思います。

私たち東京イボンヌも一人でも多くの方にとっていろいろな意味で(笑)特別な日をお届けできれば・・・と作品を創りあげて参ります。
稽古場も盛り上げっております。
初日は3月18日です。劇場でお待ちしてます。

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