酒と涙とジキルとハイド@東京芸術劇場

東京イボンヌ制作担当:団長こと風早優希です。
舞台が好き。
とにかく好き。

やっと観れました。三谷幸喜作品。
今まで、本当に縁がなくて。
念願の初三谷!演目は「酒と涙とジキルとハイド」!
「ショパンの馬鹿!!!」なみにふざけたタイトルです(笑)

じきはい片岡愛之助さんと藤井隆さん優香さんの三人が繰り広げる超ドタバタコメディ。
暗転なし、場転なし、のワンシチュエーションコメディ(っていろんな方のブログに書いてありました)
文句なしに笑えた。
休憩なしのノンストップで約二時間。あっという間です。
今、話題の小保方さんネタとかも投入されてました(笑)
軸となる三人のバランス、間合いがとてもよく、そこに迫田孝也が絶妙なタイミングで絡んでた。
私的には迫田さんヒットでした。
でも、この作品で特記すべきは絶対に優香。
可愛らしいくてちょっとエッチ。
普段テレビで見ている彼女からは想像できないくらい舞台女優してました。
そんな優香、これが初舞台と言うんだから驚きです。

よく「三谷さんは、スロースターターな方」と言われてるようですが、その意味をすごく納得させられました。
前半、物語の土台となる部分に時間を費やし、後半はたたみかけるようなスピードでお芝居が転がる。
進んでいくってより転がってる。ぐるぐるぐるぐる。
最初の「とんでも8分、歩いて5分」とか「やったぜベイビー」はこんなくだらないギャグを三谷幸喜が?と思った私。失笑した私。
いやぁ・・・あまかった。三谷幸喜を理解してなかった。私、まだまだですね。

普段はキャスト毎の感想ってあまり書かないんですが・・・
なんせ四人しか出てないし、全員超濃いキャラだったので個別に綴ってみようかな。

片岡愛之助(ジキル博士)
ごめんなさい。正直、どんな方なのかよく知らなかったです。
コメディは舞台への出演はよくされてるのかな?
あまり好みの顔ではないのですが(爆)、一般的には端正な顔立ち、二枚目なんでしょう。
そんな彼がはっちゃけます。
若干ヘタレな男性を演じます。
前半はくだらないギャグを「ドヤ顔」で連呼します。
少しださいネルシストっぷりを押し出してきます。
ただ、そんな「イケテナイ男」なのに舞台の隅にいても圧倒的な存在感を放ってました。

藤井隆(ビクター&ハイド)
売れない役者役が本当にピッタリ(褒めてます)
ハイドになりきって大暴れしたりするビクターは絶対に「当て書き」だと思う。
だって、藤井隆なんだもん。
でも、当て書かれた(正しいのか?この言葉)以上に役にはまってたと思う。
もともと本職がコメディアンなので当然と言えば当然なのかもしれないですが身体の返しを観ているだけで笑えました。
会場の笑いのツボをがっつり掴んでる感満載。
ただ、ちょっと汗だく過ぎでしょ(笑)

優香(イヴ&ハイジ)
イヴ・ダンヴァースのダンヴァースを聞くたびに「レベッカ」を思い出してしまいました。
既に書きましたが彼女の実力に本当にビックリ。
いや、むちゃくちゃ上手いとか舞台だけで生きていけるんじゃない?ってことではないんです。
でも、目を引く。好感持てる。そして楽しそうに舞台に立ってたのが印象的。他の役も観てみたいな。
あの役同様、殻を破った優香に脱帽。お見事でございます。
なんと言ってもかわいい。

迫田孝也(プール)
全くノーマークの役者さん。正直、誰?って思った私を許して(笑)
むっちゃくちゃ面白かった。そして、多分美味しい役だと思う。
危うく好きになりかけた。
三人のドタバタ劇を冷静に観察して、シレ~っと、淡々とツッコんでみんなを上手に誘導。
ところどころ本当に笑っちゃってる姿がとてもおちゃめでした(笑)
彼がある意味、一番三人のはっちゃけぶりを楽しんでたはず。
で、何気に女心を掴んでる。
さらさらのロングヘアもお似合いでございました。

とにもかくにも大満足の三谷幸喜作品。
この作品を三谷デビューにしてよかったなぁ。

2014年の第一四半期(1月~3月)は意外と舞台を観ていない。
私もスロースターターみたいです。
ただ、この先は観たい作品が多すぎて、どう調整しようか悩みます。
お金と時間、この二つをきちんと完璧に調整しないと生活できなくなるからなぁ。
宝塚もあるし、ミスサイゴンもある。カッコーの巣の上でも観たいしオーシャンズ11も観たい。
何かを我慢しなければいけない!って分かってはいるの。
でも、我慢すると後悔すると思うの。
しばし悩みます。

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