ミス・サイゴン(その2)@帝国劇場

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東京イボンヌ制作担当:団長こと風早優希です。
舞台が好き。とにかく好き。

毎日暑いですね・・・。暑いのは苦手です。嫌いです。
そんな苦手な夏、拠り所は「ミス・サイゴン」。
昨日のブログで制作の平が痛烈に批判していましたが私は好きです。
感動します。号泣します。でも同じ作品でこんなに感想が違うのも面白いです。
お酒でも飲みながらゆっくり語り合いたいです。
そんなサイゴン支持派の私は二週間で4回というハイペースで劇場へ。
おかげで筧さん以外の全プリンシパルを観ることができました。
今日は個々の感想なんぞ綴ってみます。
ネタばれになる場合もあります。あらかじめご了承ください。

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【エンジニア】

市村正親
いやぁ・・・やはり鉄板ですね。
日本初演の1992年から演じているからこその安定感は群を抜いています。
彼独自のエンジニア。
アメリカ行の夢を叶えるため、あの手この手。
絶対に悪い奴なのに、どこか基本的にオチャメな市村エンジ。
私の中では「エンジニア=市村さん」って感じ。
市村さんが演じている役の中で好きな役かなり上位です。
休演が本当に本当に残念です。
駒田一
市村エンジと比べると、すっごく腹黒いエンジに感じる。
ギラギラして野望に満ちたエンジ。だからこそ戦争、貧困、虚しさを感じる。
彼の「生き延びたけりゃ」は鳥肌が立ち、「アメリカンドリーム」はなんだか切なかった。

【クリス】

『キングオブダメ男!クリス、あんただよ!』by平
はい。仰るとおりでございます。
この意見わかります。
でもね・・・クリスも苦しんだの。
苦しんで苦しんでやっと出直そうと思えるまで立ち直ったの。
その矢先にキムと息子タムのことを知ったの。
なぜか私が言い訳をするという変な形になっております(笑)
そして、このクリスの苦悩は今回の演出で判りやすく表現されています。
前回までの演出では表現があまく、クリスはただのひどい男でした。
そんなクリスを演じるのは・・・・
原田優一
ここでも何回も語っておりますが大好きな舞台俳優さんです。
演技が繊細で歌が上手。そして踊れます。イベントではマシンガントークも聞かせてくれます(笑)
で、原田クリス。
三回目のクリス。初クリスは2008年。今期はかなり大人なクリスな気がします。
戦争のさなか、戦う意味、生きる意味、愛する意味をずっと模索しているようなクリス像。
キムとの出会い、別れ、エレンとの再出発、全てのシーンでの彼の演技や所作は美しい。
それに加え歌唱力が圧巻。
ちなみに・・・8/1のマチネ公演が100回目のクリスでした。
上野哲也
ちょっと想像していたクリスと違った。
いい意味で裏切られました。対抗馬が原田さんだからどうしても厳しくなってしまいますが良いと思います。
ただ・・・手の動きが少しいやらしい(笑)
そして、ついつい観ていてもクリスが原田さんに脳内変換されてしまうのです。
視界には上野クリスがいても脳内で歌って演じているのは原田クリスなんです。
時々、現実に戻って「はっ・・・」ってなります(笑)

【トゥイ】

ダブルキャスト両方観たいって思うのがトゥイ。
泉見洋平
四期目のトゥイ。やはり安定しています。
キムを想ってるのがビジバシ伝わってきます。
アメリカに帰ったクリスを想い続けるよりトゥイといた方が幸せなのでは・・・って思ってしまいます。
銃弾に倒れた最期のいずみんトゥイのキムを見つめるまなざしが切なくて悲しくて。
そして、いすみんも歌が上手です。
神田恭平
一番驚かされたのが神田さん。
前に拝見した時は「トゥイはやっぱりいずみんだよなぁ」って思ったのですが・・・
今期の神田トゥイはいい。すごくいい。
歌もお芝居もすっごくよくなってる。
「きっと会えると・・・信じてた三年・・・」から「二人のさだめなのだ、信じていたこの日
毎日待ち続けたこの勝利のときを。戦いながら見たよ、嫁いでくる夢を、二人で行こう、妻よ、親の誓い果たそう」の神田トゥイで号泣しました。
トゥイにここまで泣いたのは初めてかも。
本当に探してたんだ。本当に待ってたんだ。と妙に納得。
いずみん同様、最期のシーンは切なかった。でも、好きな人の腕の中で死ねるのは幸せなのかも(殺されたんだけど・・・)。
うーーーーん。長くなってしまった。

【ジョン】

割愛。
強いて言うなら岡さんがいいな。
あの声と歌唱力は一見の価値ありです。電話のシーンの原田クリスとの掛け合い、大好きです。

サイゴンは今月26日まで帝国劇場にて上演中です。お時間あればぜひ。

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